装画とさし絵 – 夏目漱石「坊っちゃん」

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赤シャツの厭味ったらしさを出すのに苦労しました。
(サイズ:A4、画材:アクリルガッシュ・ペン・色鉛筆)
宿で20畳ぐらいの部屋を割り当てられ、寝転がるところ。
確かに気持ちがいいと思う。
ばあやからの手紙を読むところ。
すごく長い手紙だったようだ。

描くにあたり、この話を何度も読んでわかったことは、
「『坊っちゃん』は若者のためではなく、サラリーマンのための話だ」
ということでした。
国語の教科書じゃなくて新卒研修のテキストに掲載されていたほうが
ふさわしいかもしれない。(でもたぶん読んだらみんな辞めてしまう)